ライブマン 東映 特撮

ライブマン 47話&48話その2

ビアスに脳を奪われると知り、逃げ出すケンプ。
ライブマンたちはそんなケンプを見捨てることができず、ケンプを助ける。
しかし裏切るケンプ。
擦れた大人はケンプが追われているのは作戦だってすぐわかりますよね。
ドラマの構成がそれ以外考えられない。
まあ、純真なお子様たちは一瞬ケンプに同情したでしょうが(笑)。

ただケンプの心情を理解するのはなかなか難しい。
多分、今さら自分の信じた道を後戻りできないという覚悟なのかもしれませんが、
ある意味潔いのもケンプの性格か。
まあ、散々非人間的なことをしていて、脳を取られるから助けてくれってのも
正直虫が良すぎる話。
地球征服なら協力したのだろうし、これで改心と言われても正直困ります。
ライブマンはどんな命でも助けるので、ボルトから抜ければ命は助けるのでしょうが。

ただ、自分がビアスの一部になり地球を征服できるのなら一応本望ではありますね。
ギガブレインウェーブを完成したビアスは何と宇宙からの遠隔操作で地球の人間を
洗脳してしまいます。
これは正直凄い。
しかし、この流れを見ていてどうしても思い出すのは某教団。
偏差値エリート、洗脳、地球征服。
ライブマンの前年がマスクマン。
ピラミッドパワーでしたっけ?(違うかw)
この頃って案外オカルトブームなんですよね。
コックリさんとかも流行りました。

ちょっと脱線してしまいましたが、ケンプはナイフでゴリゴリ脳を切り取られるわけでなく
脳を取られた後も普通に喋ってました。
自ら脳を差しだす人には代わりの脳が貰えるのでしょうか?
あるいは機械の脳なのかもしれませんが、天才でなくなっても生きられるのならいいような気もします。
ただ、脳を取られたのにそれまでの記憶があるのは、ちょっと納得いかないですね。
まあ、アシュラを天才にしたり、ギルドス、ブッチー、ガッシュを作り出す天才ビアス様ですから
何でもありです。

しかし今回もライブマンは隙だらけなのに、ケンプはライブマンに止めを刺しません。
敵は何回でも油断するが、味方はワンチャンスあればきっちり始末するというのがヒーローものの掟。
ゴーカイジャーのバスコもそうでしたしね。
まあ、あれは一応ゴーカイジャーを利用する意図があったので、不条理ではありませんが。
一番厄介なマーベラスはサリーに仕掛けた爆弾というやや卑怯な手できっちり始末する予定でしたので
一応筋は通ってます。
それを逆手に取って逆転するというシナリオはよく練られてました。

また脱線してしまいました。
祐介が無理やり敵戦闘機に乗り込んで、一人でビアスのところへたどり着きます。
この辺のシチュエーションもゴーカイジャーのガレオン突入と似てますね。
ビアスを倒したかに見えた祐介。
しかしビアスは自分を子供へと若返らせます。
子どもに戻るというのは意外な展開ですね。
ブラックエンジェルズの(一々例えが古いw)ラスボスが子供だった例はありますが、
さすがに戦隊もので子どもは殺せません。
しかしこの子役いいですね。
なかなか美形だし、セリフもいい。
石関 賢太郎。
ググったら、やっぱり有名な子役なんですね。

戦隊ものはラス前が一番盛り上がりますが、ライブマンも御多分に洩れづ盛り上がります。
次回の最終回が楽しみです。
ではでは。

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