ゴーバスターズ 東映 特撮

特命戦隊ゴーバスターズ 第11話&12話

第11話
今回も初っ端からエンターさん活躍します。
ゴーバスターズは珍しい3人戦隊ですが、ある意味エンターさんが4人目といって
いいくらい目立ってますね。
追加戦士でエスケイプも出てくるし、この辺りはヒーロー側が少ないことに
対する補強の意味合いもあるのかもしれません。
オペレーターの2人はヒーロー側でも地味ですし。

リュウジの弱点を見抜くエンターさんは、さすがに相手の特性をよく理解しています。
一々作戦がピンポイントに的中するところは、今までの敵幹部とは一味違いますね。
エンターさんは決して幼稚園のバスジャックはやりませんから(笑)。
ところでエンターさんは他の2人の弱点に気付くことができるでしょうか。
3人の中ではヒロムの弱点は致命的なので、もしニワトリをメタロイドにしたら
ヒロムに勝ち目はありません。
一方ヨーコの弱点って、正直それほど弱点でもないような。
女の子が甘いお菓子食べるのは普通ですからね。

ところで、バンダイはヨーコが食べるお菓子を商品化するつもりはなかったのでしょうか?
まあバンダイは食品会社ではないのでそのつもりはなかったのかもしれませんが、
ヨーコが食べてるお菓子として売り出せば、子供はそれこそ食いつきそう(笑)。
どっかのお菓子会社とコラボすれば売れそうな気がするのですが、さすがにそこまではしないか。
保護者からクレーム来そうですし。

今回もバディロイドと人間との絆についての話。
ヒロム、ヨーコ、リュウジ、それぞれ性格が違うので組むバディロイドも三者三様です。
ゴリサキの声優の玄田さんはシュワちゃんから奇面組の豪くんまで幅広いキャラを
演じられますが、ゴリサキはコメディ寄りの演技です。
と言うか、玄田さんが演じたことないキャラってのが果たして残ってるのか興味深いです。
二枚目も三枚目もマッチョもオネエ系もできちゃいますしね。

今回で基本設定に関わる話は大体終わりました。
で、12話はこれまた定番のそっくりさん回。
今度は各キャラの掘り下げに入ります。

ミホとアンジースーという2人の女性と対比することで、ヨーコの過酷な境遇が語られます。
両親を失った日から戦いを宿命づけられていた少女。
ヨーコは如何にも十代の普通の女の子というキャラですが、境遇面ではスケバン鉄仮面と
大差ありません(また例えが古いw)。
もちろん、周りの人間たちの愛情に恵まれて育ったこともウサダの口から語られますが、
夢を持つまでの余裕はありませんでした。

まあ、夢の無い人間てのはむしろ多数派だと思いますが、夢と聞かれてヴァグラスを
倒すはさすがに重すぎでしょう。
ヒロムに即座に否定されますが、そういうヒロムも夢はないんですよね。
というか、親や家族を取り戻すまではなかなか未来を見て進んでいくというのは
難しいのだと思います。
特に当時子供だった二人にとっては。
逆にリュウジは夢を放棄しますが、その辺も含めて本話は重要な意味を持ってます。
あしたのジョーでジョーが紀ちゃんに最終回の伏線となるセリフを語る回みたいな
感じでしょうか(また古いw)。

しかしヨーコはお洒落するとやっぱり女優だけあって美人です。
一応役によって演じ分けてましたので、違和感なく見れました。
と言っても一人二役は明らかですので、頑張ってるなあという目線で見てしまいますが。
あとアクションは遠目のシーンは吹き替えでしょうが、結構頑張ってました。
というか、どう考えても変身した方がいいのに、そのまま戦うのはドラマの都合?
結局クリスタルを取られてしまうのは、ゴーバスターズならではですね。
これだけ敵幹部にしてやられる戦隊も珍しい。

コピーロイド(ゾイド)は何気に強敵。
見た目だけじゃなくてスペックもほぼコピーできるのですね。
普通コピーは劣化するものですが、エースと互角とかデジタルコピーなのでしょうか?
ゴーバスターオーですぐ倒したからよかったですが、ゴーバスターオーまでコピー
されては大変だった気もします。
実はイフ級の強敵だったかも。
でもロイドのキャラは剽軽なんですよね。
メタロイドは声優さんの名演もあって結構キャラが立ってるのが多いです。

今回はエンターにクリスタルを奪われるなど厳しい結果に終わりました。
でも、明るく終わるのもゴーバスらしさですね。
任務は全て成功するわけじゃない。
社会に出て失敗しない人はいません。
こういう前向きなところは見習いたいところですね。

ではでは。

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