ゴーバスターズ その他特撮 東映

特命戦隊ゴーバスターズ 第15話&第16話

15話
恒例の追加戦士は黒木司令官と同期の陣マサトことビートバスター。
今さらですが、ビートってビートルなんですね。
当時はマジイエローの松本寛也氏がキャスティングされたというのが意外でした。
正直マジレンジャーでは一番影が薄かったですから。

エネトロンを何者かに盗まれていたことに気付いたエンター。
不足するエネトロンを集めるため掃除機をメタロイドにしてチビチビと街中から
エネトロンを集めます。
今までの豪快な作戦とは一転してかなりセコイ作戦。
まあ、街のあちこちにエネトロンがあるのですから、理にかなった作戦ではありますが
集めるのにかなり時間がかかりそう。

今回はバスターズの3人がかなりアクション頑張ってました。
ゴーバスの場合、3人は素で超能力者なので、顔見せのために戦ってる感じには
ならないですね。
スーツを装着した方が強いのは当たり前ですが、スーツのエネルギー消費とかも
考えて雑魚相手には装着せず戦ってるのでしょう。

ここでビートバスター登場。
リュウジは声に心当たりがあるようでしたが、普通ちょっと会話したくらいでは
覚えてないですよね。
まあ、陣の声は特徴的なので、無きにしも非ずですが。
ここではそれくらい尊敬しているということを表現したいのでしょう。

まだ信じられないと黒木。
そりゃ生身の人間が亜空間から戻ってくるなんて信じられないのも当然。
それは次回に明らかになりますが。
しかし司令官はヒロムたちに聞かれるまで、自分がどうして不在だったかの
説明はしてなかったようですね。
結構チームワークとか信頼に関わる問題だと思いますが、脚本の都合なので
仕方ないでしょう。

陣のバディロイドのJはやたらと自己主張が強い。
如何にも完璧さより面白さを優先する陣が作りそうなロイド。
しかも変身してスタッグバスターになるという、さすが天才エンジニア。
きっちりメタロイドを始末する二人だが、敵が奪ったエネトロンを奪って逃走。
盗品だからって、それを盗んではいけません。

16話は陣の正体が明かされる話。
いきなりエネトロンをくれとJ。
この前大量に盗んだのに、分け前なかったのか?
陣から黒リンと呼ばれる黒木司令官。
この時期から徐々に司令官の威厳がなくなっていくような。

2人が亜空間から来たことを突き止めるエンターさん。
エンターさんはやはり抜け目がない。
前回は掃除機、今回はパラボラアンテナ。
エンターさんのチョイスは正確無比。
自分がインターネットそのものみたいな存在なので、下界の知識も
豊富なんでしょうね。

陣から亜空間のことを聞き出そうとするヒロム。
逆にヒロムの力を試す陣。
ベタな展開ですが、先輩の貫禄を示すには定番の演出ですね。
ヒロムはまだ陣のことを信じてないので、普通に本気で戦います。
そこへ乱入してくるエンターさん。
このメタロイドは誘導ミサイルを撃てるなかなかの優れもの。
ヒロムを助けるため敢えて標的となりエンターもろとも
ミサイルで爆発するビートバスター。

まさか登場2回で戦死かと思いきや、ここで正体が明かされます。
実はエンターと同じアバター。
Jはそのマーカーだとか。
何気にエンターがアバターというのがバスターズに明かされるのも
初めてです。
エンターの本体は亜空間にあるとのことですが、陣のように
人間が本体ではなく、亜空間にあるデータが本体ということでしょうか?
何かわかったようなわからないようなのがゴーバスの面白いところ(笑)。

ただし、Jは実体があるとのこと。
亜空間ではメガゾードが製作されたり、実体も存在しうるんですよね。
転送そのものはデータだけでなく実体も可能です。
しかし陣は仕方ないとはいえ被害者なのは間違いないです。
こちらの世界に戻りたい一念でこれだけのものを作るのですから、
まさしく天才としか言いようがないですね。
お茶らけたキャラは天才設定が嫌味にならないようにとの配慮ですね。

ジャッカーの頃と違い、追加戦士はもはやテコ入れではなく、
ストーリー上の重要な意味を持つようになってます。
今同時に配信されてるアバレンジャーでもアバレキラーが登場しましたし
追加戦士が出ると物語も動きますね。
もちろん最初活躍しただけで、普通に仲間になる例もありますが(デカブレイクとか)。

いずれにせよ、ゴーバスターズは陣とエンター、エスケイプが
これから物語を盛り上げてくれますので、期待しましょう。
いやあ、ゴーバスターズはますます面白くなるね。

ではでは。

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