ゴーバスターズ 東映 特撮

特命戦隊ゴーバスターズ 第27話&28話

27話
今回はエンターの目撃情報で動くバスターズ。
目撃されるとはエンターにしては迂闊ですが、最先端の研究所なので
セキュリティがしっかりしてるということにしておきましょう。
亜空間シミュレーション用プロテクター。
ほぼ大リーグボール養成ギプスですね。
まあ、定番というか。
陣の博士への尋問とJのウソ発見器は刑事ドラマみたいですね。
Jはスペック高すぎです。
亜空間との接続時間が長いとエンターに居場所がばれるかも
しれないと、亜空間に戻る陣。
設定が細かいです。
これが次の展開に繋がるのですが、ほんとよくできてますね。

博士の娘はこれも定番のコギャルJK。
ルーズソックスってこの頃でも結構絶滅危惧種だったような。
しかし、超一流の科学者である博士の子供がこんなになるのは不思議。
多分ああ見えても中高一貫の私立の学校に通ってて、地頭はいいとか
そういうのはありそうですね。
父親に相手にしてもらえなくて捻くれてますが、性格はいいですから。
娘におじさん扱いされるリュウジ。
あれでおじさんなら私なんかおじいさんです(笑)。

エンターに捕まってもあっさり脱出した娘。
やはり頭はいいのか?
エンターは無駄な暴力は振るわないタイプなので、娘に対しても
全然危害加えてないですね。
しかしなぜ博士の娘とわかったのか?
普通にエンターは偶然会った娘に工藤博士の研究室を尋ねたら
たまたま娘だったってことでしょうか?
エンターの目撃情報は娘から?
まあ、あまり細かいツッコミはやめておきましょう。
昭和の特撮じゃ、こういうのは日常茶飯事でしたし(笑)。

三者三様の迷路脱出法。
リュウジは娘の、ヨーコはJの、ヒロムはニックの、それぞれ
コンビの発案というのが面白い。
特にヒロムのニックに対する逆ナビゲーションは凄いですね。
反対に行けば正しい方にいけるのなら、もはや方向音痴とは
言えないような(笑)。

メサイアのパワーアップの邪魔をされて切れるエンター。
娘にまで手をかけようとしますが、大事な人質に危害を
加えてはダメです。
しかしエンターの中の人はアクション上手いですね。
エンターは格闘も強い。
結局パワーアップできなかったメサイア。
色々杜撰な作戦だったような気がします。

ムシカゴロイドはあっさり倒しますが、ゾードの方は
疑似亜空間作り出したり結構手ごわい。
ここで一応プロテクターの成果も見せるんですよね。
ツッコミどころは多いですが、凝った脚本です。
陣さんのチートぶりも相変わらずでした(笑)。
最後は父娘が和解してエンド。
親父さんは娘を溺愛して甘々に育てたのがいけなかったの
でしょうね。
リュウジがいなかったら、本当にぐれてたかもしれません。

28話
前回失敗したかと思ったメサイアの強化策が実は
成功していたという話。
なんかよくわかりませんが、エンターが言うから
そうなんでしょう(笑)。
ゴーバスは話が小難しいのが子供受け悪かった理由でしょうね。
ゴーカイのわかりやすさは少年ジャンプ並ですから(笑)。

姉の受賞パーティにニックと出かけるヒロム。
全身白のスーツとか、なかなか普通の感覚では着れない。
ヒロムの服装センスは独特なものがありますね。
しかし「にわとりロック」はさすがにやめた方が。
今回はそのニワトリという弱点がバレそうになるという
一度は作らないといけない話。
おまけにヒロムがニワトリ嫌いになった理由も明らかに(笑)。

今回から新オープニング。
物語がシリアスなので明るい曲にチェンジなんでしょうか?
ウルトラマンレオとか80を思い出しますね。
初期の主題歌の方がストーリーにマッチしてよかったと思いますが
こちらもいい曲です。
でもエスケイプは新オープニングでも出てきませんね。
エンターも出番少ないような。
エンディングは曲はそのままですが、松本寛也さんの
マジレンジャー以来のガチなダンスが見れて楽しめます。

メサイアを育てる喜びに目覚めたエンターさん。
徐々に主従が逆転しつつあるようです。
今回はこれまた定番のそっくりさん回。
既にヨーコのそっくりさんは出てますが、今回は敵の能力で
そっくりになります。
そういえばアバレンジャーでもレッドとブルーが入れ替わって
ましたね。
入れ替わり回は演者さんの演技力の成長も見れていいです。

スプレーロイドは水性じゃなくて油性だったら
かなり強敵だったのではないでしょうか?
エンターもそこまで考えてなかったようです。
自らヒロムの姉に変身するロイドですが、声までそっくりでした。
これはロイドの特殊能力と解釈するしかないですね。
まんまとウィークポイントを聞き出すロイドはなかなか
優秀。
しかし、その後ニックのブラフに引っかかるところは、
やはり所詮オバカロイド。
嘘でもとりあえず報告するのが部下の務めです。

ニックの作戦でスプレーロイドを騙すことに成功したヒロム。
最後は皆で倒して事なきを得ました。
しかしロイドが写真じゃなくて自分をニワトリにするとか、
ヒロムをニワトリにしてたら、洒落にならなかったでしょうね。
一方ゾードの方もビルに変身するなどなかなか厄介です。
雨を降らすわけにはいかないので、地図で確認するしかないですね。
一応寸止めして確認するところが偉いです。

和やかなエンディングに突如出てくる不穏な姉のセリフ。
「犬のゴクとマゴクがモデルなの」。
視聴者は皆、エスケイプのゴクとマゴクって何なんだよと、
単なる悪ふざけとしか思ってなかったのが、いきなりヒロムの
過去と繋がります。
しかも亜空間の陣のエネトロンもエンターに奪われてました。
エンターにとってはヒロムの弱点よりもメサイアの成長が
大事なんでしょうね。
不敵に笑うエンター。
ということで、ギャグ編なのに急転直下で次回へ続く。

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