ゴーバスターズ 東映 特撮

特命戦隊ゴーバスターズ 第33話&34話

33話。
パワードカスタムとメサイアカード。
第二部開始ですね。
メサイアをバックアップしたメサイアカードをばら撒くエンター。
「これはゲームですよ」。
どこかのアバレキラーみたいなこと言い出しました。
もはや何考えてるかわからない状態です。
メサイアカードもよくわかりませんが、それは追々わかるのでしょう。
しかしメサイアカードを使ってもロイドとゾードは前と変わらないような気も。
ゾードは誰が作ってるのかも気になります。

人間に興味を持ち始めたエンター。
しかし考えてみるとエンターも気の毒な存在ですよね。
人間のデータを適当に寄せ集めてできたアバター。
メサイアのために行動することを宿命づけられた存在です。
今ではメサイアと主従逆転したかのような様相ですが、結局自分のためには生きられないのは同じ。
彼自身の人生なんてのはありませんから。
あるいは人間への興味も自己確認の裏返しかもしれません。

スナドケイロイドは人間をデータ化して転送する能力を持つロイド。
さすがメサイアの分身だけあって、やることが大きい。
しかしニックはともかく、人間はデータ化された時点でダメな気が。
一方ゴーバスターズのパワードカスタムもニックやゴリサキをデータ化して取り込むことによりパワーが出せる仕組み。
こちらはバディロイドなので問題ないが、やはり負担は掛かるよう。
とにかく敵も味方もデータ、データ。
これだけデジタルな戦隊も珍しいですね。

エンターだけでなくエスケイプも生きていた。
「私にあなたを消させないでください」。
エンター強いし、カッコいいですね。
まあ、元々メサイアって存在感ありませんでしたが、結局エンターが最初から最後までボスなんですね。

砂時計に囚われた人たちを取り戻すことは、自分たちができなかった亜空間にいた人たちを取り戻すことと同じ。
この辺りの決意は熱いです。
パワードカスタムは水木アニキの声が採用されてるだけあって、滅茶苦茶パワフル。
敵もパワーアップすれば味方もパワーアップする。
新商品も次々登場。
ゴーバスターズはますます面白くなるねえ。

34話。
冒頭から行動不審な陣。
この時点で偽物かと思いました(笑)。
Jのエネトロンを吸収して実体化するパペットロイド。
しかしパペットという他愛もないものでもメサイアカードでロイド化すると手強くなります。
しかしメサイアロイドはデータ集めが主任務で、ゴーバスターズと戦うのも単なる成り行きなんですよね。
その辺りが初期のロイドとの違いか。
とはいえ、人間を操ったり陣を操ったり、やはり能力は高い。

ゴーバスターズのデータも欲しいと陣に色々運動させるエンター。
陣のアバターは本人と全く同じデータだから、結局陣本体のデータを集めてることにはなるんでしょうが、何とも複雑な話です。
しかし最近のエンターはかなり狂気じみてます。
この辺りは陣内さんの演技が光りますね。
といっても敵組織壊滅後の残党のような悲壮感はないですけどね。
一方、エスケイプの方は完全にエンターに主導権を握られ不服そう。

陣に街を破壊させると脅してバスターズを誘き出すエンター。
二体のゾードも近づいてるし、ヒロムが一人で行くことに。
ここでJが陣のふざけてる理由を明かします。
Jはいつもこのパターンですね。
空気読めないふりして、大事な場面では核心に触れます。

ヒロムが陣に勝ちたいのは、意地とかではなく、陣に素直になって欲しいから。
しかし陣の背負ってるものはあまりにも大きすぎるんですよね。
ヒロムの両親たちの死は皆で受け止められても、亜空間にいる陣の本体はどうしようもない。
いやあ、ゴーバスターズ重すぎです。

ロイドは何とか倒しますが、二体のゾードはこれまた手強い。
ロイドと同じ能力を持ってるんですから、ヨーコもリュウジも苦戦します。
ここで登場タテガミライオー。
ここで新商品来るかと思いましたが、シリアス路線のゴーバスもやはり玩具が本体ですから(笑)、新商品の投入は必定。
次回はアニキも自ら出演しますし、楽しみですね。

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