ゴーバスターズ 東映 特撮

特命戦隊ゴーバスターズ 第35話&36話

35話
水木一郎だから葉月三郎というストレートなネーミング。
陣とはまた違った変人ぶりがいいですね。
ゴーバスターズは裏方を取り上げた話が多いですが、今回もその系統の話です。
エンジニアに対するリスペクトを感じます。

早速タテガミライオーを追って葉月の博士の娘ミカを襲うエンター。
さすが行動が早い。
そしてそれに鉢合わせするバスターズの面々。
さすが脚本の都合(笑)。
あっさり退散するエンター。
最近のエンターとエスケイプは逃げ足が速いです。
ゴーバスターズに助けてもらいながら反抗的な態度をとるミカ。
こういう人いますよね。
私も近いタイプですから(笑)。

ミカの話によると、タテガミライオーはバディゾードという種別らしい。
こういうのが作れる発想力が博士が天才で変人たる所以でしょうね。
リアルタイム視聴時も思いましたが、このミカを演じる役者の芝居が憎々しくて、正直ちょっとむかつきました(笑)。
それだけちゃんと役を演じているということなんですが。

いきなりエースを出動させてライオーと戦うヒロム。
狙いはライオーの実力を試すことにあります。
ヒロムのこういう合理的な考え、共感持てます。
戦闘の結果、ヒロムはライオーの力はエースを上回ると司令官に報告。
味方にしたら強力な戦力になると。
相手の力を認め、ヴァグラスを倒すことを最優先させた合目的的な考え方いいですね。
ところで、後ろで小芝居するJは何?

葉月博士のバディゾードは管理局に採用されず、結局それが原因で博士は管理局を去ります。
しかし、何がまずかったのでしょうか?
大きいバディゾードは制御が難しいとか、そんなところでしょうかね。
ただ、設計まではいいが、実際のライオーを完成させるのは博士の財力や技術力では無理なような。
やはり、ここは協力した技師くらいは登場させた方が脚本的には無理がなかった気がします。
一応ミカが協力して作ったことになるんですかね。
まあ、些末なことですが。

相変わらずタイミングよく現れるエンター。
しかしミカはヨーコのカスタムバイザーの装着音が自分の父親の声だというのに気づかないのでしょうか?
ライオーは元々エースとの連携を想定して作られていたが、パイロットの技量を認めるまではその機構は作動しないように作られていた。
さすが変人というか、プライドでしょうね。
我が子のように大事なバディゾードを腕の無い奴には任せられない。
こういうエンジニア魂好きです。

ライオーの変形を見て、父の思いを理解するミカ。
頑ななミカの気持ちも解けていきます。
そして陣の名セリフ。
「変人に何度も挑み続けた若造だ」。
こういうこと言える人生を歩みたかった(泣)。
尊敬できる先輩を目標に切磋琢磨して一流に成長した陣。
いいシーンです。

一方エンターはまたも分が悪いと退散。
分が悪くても冷静な悪役というのも案外希少かもしれません。
エースとライオーの決着はなんとクロスカウンター。
ボクシング漫画かよ(笑)。
ヒロムを完全に認めたライオーはエースと合体。
タイミングよく現れるエンターのメガゾードを迎え撃ちます。
ここで流れるアニキのテーマソングが熱いですね。
最後はヒロムがライオーに乗り込んでエンターを撃破。

ラストシーンはアニキ自らのメッセージとミカの涙で爽やかなエンディング。
ミカ役の人も最後に好感度グッと上がりました。
これにて年末新商品お披露目編は完。

36話は久々にエスケイプが活躍します。
しかしいくらアバターとはいえ、こんなかわいらしくてセクシーなルックスの敵を倒すのは自分なら躊躇しますね。
まあ、気を抜いたら殺されるので実際はそれどころではないでしょうが。
パワードカスタムを使わないバスターズに見切りをつけて去るエスケイプ。
バディロイドがメンテナンス中だと使えないというのは意外な弱点。

ライオーの性能に夢中になるリュウジたちを見て不満を爆発させるウサダ。
ライオーに嫉妬するバディロイドたちは人間以上に人間臭いですね。
自分たちの権利を主張して組合を結成したウサダとゴリサキに迷惑そうなニック。
ニックは組合をぶち壊すため空気を読めないJを呼びますが、思惑通りにはいきません。
Jの迷惑な思い付きで組合はストライキに突入します。

メサイアロイドのエネトロン消費反応をキャッチするライオアタッシュ。
博士は凄すぎますね。
自分たちの必要性がなくなるとテンション下がる森下の気持ちもわかります。
落ち込むミホがかわいい。
敵が来て普通に出動するJ。
さすが我が道を行く男。
憧れますね(笑)。

ブルドーザーロイドは建物を破壊しながら建物の強度を学習していきます。
メサイアロイドは頭いいのか悪いのかよくわかりませんね。
メサイアロイド相手にやはりノーマルモードでは分が悪い。
しかしストライキ中のウサダたちは転送されてきません。

ライオーに対して反感を抱くウサダにライオーも寂しいんだと諭すニック。
ニックいい奴です。
一方リュウジの熱暴走やヨーコの充電切れの前兆も掴むライオアタッシュ。
さすがにそれはやり過ぎだろ(笑)。
万能にもほどがあります。

バスターズのピンチに漸く間に合うニックたち。
パワードカスタムを装着したバスターズを見て参戦してくるエスケイプですが、リュウジの前に敗北して去ります。
バスターズもここに来て大幅に戦力アップしましたね。
ライオアタッシュは何と銃にも変形します。
あっさりブルドーザーロイドは倒されます。
最近メタロイドの存在感薄いですね。

ルーチンで到着するメガゾードはライオーと02、03が合体して迎え撃ちます。
この時お留守番になるニックが何ともお役御免感が出てて気の毒。
まあ年末商戦があるので仕方なしといったところか。
ライオーのバディになってやるとウサダとゴリサキ。
最後仲間外れにされオネエ走りで去っていくニックがツボでした。

次回はヨーコの結婚式。
これも戦隊の定番ですね。
ではでは。

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