37話
ヨーコとエスケイプのウェディングドレス姿が見れる話。
ヨーコの初恋の相手は小学校の時の担任の先生。
しかし初めての教え子だからって普通式には呼ばないと思います。
まあ、この辺りは脚本の都合ですね。
ヨーコの初恋に対して異常に反応する、黒木、リュウジ、ウサダ。
さすがにちょっと怖い。
メサイアカードを駒として使うエンターに反感を抱くエスケイプ。
この2人、敵なんですけど、妙な悲哀があります。
自我を持ってるようでも、その自我も突き詰めればプログラムというか。
平成版ハカイダーといったところでしょうか。
やってることは冷酷なんですが、アバレキラーよりは好感持てます。
アバレキラーって何となく甘ったれな感じがして不快ですね。
今回のメサイアロイドは女性から愛を奪って愛を学習します。
エンターが言うように、エスケイプはそんなデータ集めてどうするつもりなんでしょうか?
ヨーコが花嫁の代わりになって先生と結婚式を挙げるというのは予定通り。
しかし、この先生あんまり先生ぽくないですね。
微妙にチャライ感じがします(笑)。
それが原因ではないでしょうが、黒木やリュウジに八つ当たりされて少し気の毒。
今回は何と言っても2人の花嫁姿が見どころ。
というか、それを見せるための脚本ですしね(笑)。
白いドレスのヨーコもかわいかったですが、わざわざ黒いドレスを着て結婚式に乱入するエスケイプが美しかったです。
しかしエスケイプの銃は本当に当たりませんね。
恐らくわざと外してると思われます。
エスケイプにとって、いいものと戦うのは唯一の生き甲斐ですから。
簡単に殺したりはしません。
というか、エンターもエスケイプも目的なしに人を殺すことはあまりしない気がします。
恐らくそういうプログラムなのでしょう。
今回からエスケイプはエスケイプエボルブに進化。
お互い血を吐きながら続けるマラソンではないですが、片方が強化すればもう片方も強化する。
戦いとは哀しいものです。
しかしエスケイプが変化するシーンは狼男(女?)みたいで、結構怖いですね。
子どもがトラウマになりそう。
エスケイプの「説明なんかいらないでしょ」というセリフに感化されるヨーコ。
いや、エスケイプは単にそういうプログラムなだけですから。
メサイアは生みの親でもありますし。
メカ戦でいつも気になるのは道路に車が一台も走ってないこと。
まあ、この世界ではいつゾードが来るかわかるので、交通規制が引かれてるということにしときましょう。
ゾードの方はライオーとエースの活躍で簡単に撃破。
最近メカ戦がおまけになってきてますね。
ヨーコの方はエスケイプのメサイアを思う気持ちに打たれて、自分の先生への思いは恋というほどのものじゃなかったと気づきます。
ちょっと大人っぽいヨーコの表情が印象的なラストでした。
38話は存在感の低下してたゾードが目立つ話。
格闘技イベントの勧誘に必死の陣。
悲惨な境遇にあるはずなのに格闘技とかw、陣らしいです。
今回のメサイアロイドはエネルギー消費反応まで検知されました。
これが伏線とは思いませんでしたね。
敵ゾードと一緒にイーストドームに吸い込まれるエース。
格闘技イベント会場ということでリングまで用意されてますが、当然こんな大きいリングなどあるはずもなく、ロイドが用意したものでしょうね。
リングサイドには解説のエンターさんが。
基本エンターさんは悪ふざけが好きですが、ここまでくるとほぼ愉快犯です。
敵ゾードのαとかβとかは管理局側がつけた種別だったような気が。
βとγのダーティなコンビネーションはさすが敵側メカ。
最後同士討ちなのも笑います。
しかし森下は相変わらず的確な分析だが、若干格オタ入ってる気もしました。
「上手い」って(笑)。
「こっちも解説始めちゃってるし」。
ウサダのツッコミも的確。
δの真打登場感は凄い。
さすがのエースもγとδのタッグには敵いません。
長時間の戦闘はエースとヒロムにかなりのダメージを与えることをエンターに知られます。
ヒロムの限界を確かめたいエンターはヒロムに降伏を勧告。
自分の限界を超えてもなお諦めずに戦うヒロムは当然エンターの要求を突っぱねます。
確かに苦しい13年に比べれば大したことはないのでしょうが、この辺りは人間ではないエンターには理解できないでしょうね。
まあ、大概エンターも不屈なんですけど(笑)。
ドームそのものがメタロイドというのは予想通り。
エース以外が合体してゴーバスターキング登場。
いや、さすがに天才博士でも陣のマシンまで合体させるのは無理でしょう。
しかし、これだけ大きいメタロイドは初めて。
ただし、大きいだけで戦闘はあまり強くありませんでした。
自らの最期を実況するスタイルはなかなか面白かったですね。
メサイアロイド編も中盤に入ってきて、通常運転という感じになってきました。
一応テーマというか伏線も入れつつ、終盤に向かうという感じですね。
ではでは。