ゴーバスターズ 東映 特撮

特命戦隊ゴーバスターズ 第39話&40話

39話
子供ゲストメインの話。
如何にも戦隊という感じでいいですね。
昔は特撮といえば子供ゲストが多かったのですが、少子化の影響でしょうか?
今では1シリーズに数回しかありません。
時代の流れですね。

しかしこの子役は只者ではありません。
経歴見ると、ガチで空手の達人みたいですね。
大人相手に大暴れ。
相手が怪我しないか心配になるほどです。
もちろん、相手もプロですから受け身しつつ大袈裟にやられてるだけなのですが。

ただ、リュウジは変身せずに戦ってましたね。
下手したら大怪我しかねないのに、頑張ってました。
やはりマスクした状態ではドラマ的に盛り上がりませんからね。
エンジニアを目指す者同士。
ベタですが、そういう共通点があるからこそ、この短期間で2人の関係に説得力が出るんでしょうね。

ストーリーとしてはメサイアカードが成長前の段階で意志を持つ点が新しかったです。
しかし管理局もちゃんとメサイアカードを広報して情報募集してたんですね。
当たり前ではありますが、エネトロンを守る組織なので、普通に市民に認知されているのが、他の秘密戦隊と違うところです。
まあ、ゴレンジャーは認知されてた気もしますが。

いつも思いますが、メサイアロイドが集めたデータはやはりエンターのパソコンに転送されてるのでしょうか?
最後のメサイアカードにそれをインストールしてメサイア復活?
それは続きを見ればわかりますね。
カラテロイドは成長する前の方が強かったですね。
ライオー加入後バスターズの方がかなり優勢です。

40話
前回とは打って変わって、本筋に関するシリアスな話。
前回のエスケイプとの戦闘で受けた傷を導入に使うところは上手いですね。
同じ脚本家だからなせる技か。
日本の四季を満喫するJ。
ずっと亜空間で生まれ育ったのですから、その気持ちはよくわかります。
見た目はロイドでも中身は人間そのものですね。

今回は久々に普通のメタロイドが出ますが、ゾードとの戦闘を先にやってからメサイアロイドに進化するというのが新しいパターン。
構成的にはパターン破りの回です。
パラボラロイドは二度目の出演でしたが、メサイアカードをあっさり見つけるなど実は滅茶苦茶優秀。
しかしメサイアカードがエンターにインストールされていたとは。
エスケイプもエンターもそれぞれ必死なんですね。
彼らには彼らの立場がある。
純粋な悪とも言い切れない存在なんですね。

進化したパラボラロイドは船とか飛行機を吸収しましたが、何気に中の乗客とかは助かりませんでした。
アバレンジャーだと大抵敵を倒すと被害者も復活するのですが、この投げっぱなしがゴーバスターズの凄いところ。
パラボラロイドを助けるJ。
当然理由があるのですが、陣のためであることは誰の目にも明らかですね。
別回線を通じて陣と連絡を取る黒木ですが、陣が何かを隠してるのは勘づいてると思われます。

メサイアロイドになった途端、腰の低かったパラボラロイドが尊大に。
こういうわかりやすい演出大好きです(笑)。
カードを取り返すためロイドと戦うJ。
メタロイドと融合したメサイアロイドの出来に不満を抱くエンター。
純粋なメサイアロイドに比べて、メタロイドを間に挟むとやっぱり頭が悪くなるんですね(笑)。

Jがメタロイドを守っていたのは、メサイアカードに陣の欠落したデータがバックアップされていたから。
ここに来て、陣の最初の転送そのものが完了していないことが明らかになります。
重いですね。
欠落したデータを守るため陣を倒すとJ。
いや、おかしいだろ、それ(笑)。
Jのこのキャラ設定はほんと上手い。
その後、あのセリフなんだから、泣かせます。

しかし陣も大変です。
弱音も吐けないんですからね。
一応Jを説得しますが、Jはやはり最後までメタロイドを倒すことに乗り気ではありませんでした。
仮面のJの顔が何となく泣いてるように見えるのは演出のせいでしょうか?

ここまで無双を誇ってきたカスタムモードが初めて破られます。
進化したエンターはさらにパワーアップ。
この黒騎士の重厚感、カッコいいですね。
しかも変身したのはメタロイドからメサイアカードを取り戻すため。
結果的には陣のデータは守られますが、逆に人質ならぬモノ質になってしまいました。
普通のメタロイドに戻ったパラボラロイドはあっさり爆死。
最後は情けない奴に戻るところもいいです。

次回はピンクバスター登場?
今回が重かっただけにいい息抜きになりそう。
新川優愛ちゃんもかわいいし。
因みに私は一時期、新木優子と新川優愛をごっちゃにしてました。
見た目も似てますが、とにかく名前が似すぎなんですよね。
水野真紀、水野美紀、坂井真紀、酒井美紀ほどではありませんが(笑)。
ではでは。

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