デカレンジャー 東映 特撮

特捜戦隊デカレンジャー 第17話&第18話

17話
当時もダンディ坂野ゲストというだけでインパクトありましたが、
やっぱりツインカムエンジェルのインパクトは絶大でした。
戦隊ってここまで砕けてたのかと衝撃を受けましたね。
これ以後さらに熱心にデカレンジャーを見たのは言うまでもありません(笑)。

いきなりウメコとジャスミンの対比で始まりましたが、ウメコは
何でデカレンジャーに選ばれたのかがわからない普通の女の子です。
一応優秀ではあるんですが、周りがそれ以上に優秀なので。
特に同じ女性のジャスミンにコンプレックスを感じるのは無理もありません。
ところで、ジャスミンがブツを取り戻すときメカ人間が事故死してますが、
彼らは人間じゃないので問題ないのでしょうか?
悪い奴に利用されて死んでも人の死とカウントされないメカ人間が不憫です。

切り替えの早いのがウメコの長所ですが、生まれ変わるってジャスミンの
モノマネとは。
おまけに「ウメコはエスパーではない」のナレーションは笑いました。
「ごめん、限界」って完全にコントです。
というかジャスミンをバカにしてるようにも見えました。
今回はツインカムエンジェルということで男性陣は完全に役立たず。
中華料理の匂いの誘惑に負けて食いまくる3人。
あのホージーですら誘惑に負けるくらいだから、さぞかし美味しそうな
匂いなのでしょう。
ある意味恐ろしい作戦です。

軽く喧嘩するウメコとジャスミンでしたが、連絡のない3人を
救い出すためチャイナ娘に扮装して料理屋に潜入します。
2人ともチャイナ服が似合いすぎです。
揚げギョーザにされそうになるバンを救出する2人。
しかしどう計算したら7.5秒という数字が出るのか謎。
しかも7.5秒後に飛び出したらもう間に合わないのでは?
さらにイーアルにパンチラキックを浴びせる2人。
黒スパッツなのはわかりますが、子供の教育上よろしくないですね。
まあ、宇宙刑事シャイダーのアニーの比ではありませんけど(笑)。

今回はアイキャッチも2人仕様なんですね。
イーアルとの戦いで唐突に庭に行くのは笑いますが、宇宙酔拳って。
しかしおっさん世代で酔拳を知らない人はおそらくいないでしょう。
それだけジャッキーチェンって日本人に浸透してるんですよね。
酔拳の前に私には策がないとジャスミン。
ジャスミンって結構普段から無策にドーンとやってる気もするのですが、
この辺は話の都合でしょうか?

ウメコのこと激しく見損なうとジャスミン。
ジャスミンの方もウメコに憧れてたとのことですが、タイプが真逆だけに
そういう部分あるのでしょうね。
ジャスミンが冷静で慎重なのは裏を返すと臆病なところがあるから。
一方ウメコは怖いもの知らずなので、無茶ができます。
常時はジャスミンの方が頼りになるのですが、いざという時には
ウメコも頼りになるんですよね。
この2人の関係性はバンとホージーに似てると思います。
デカレンの中では仙ちゃんだけ異色なんですよね。

ここからのウメコの酔っ払い酔拳シーンはかわいかった。
もはや特撮ものなのかアイドルドラマなのかわかりません(笑)。
そういえばこの頃ってアイドルブーム全盛の頃ですね。
アバレンでもらんるの元アイドル設定ありましたが、戦隊にも
影響したのでしょう。
後のゴーオンジャーではアイドルユニットまで結成してしまいますし。

2人でイーアルは倒しますが、ウメコは酔っぱらって寝てしまいます。
巨大化したイーアルに対して5人揃わないと戦えないデカレンたち。
そこへ酔っぱらったウメコの代わりにデカマスターが出動します。
「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」は覚えてますね。
ここからはルーチンでイーアルをデリート。
最後は風呂上り姿のジャスミンというサービスもありましたが、
どうせなら入浴シーンも欲しかったところです。

締めのナレが「女の子も強いのだ」というのもなんとも軽い(笑)。
とにかく凄い回でした。
そしてエンディングまで2人の曲。
この曲結構いい曲なんですよね。
完全にアイドルですね。

18話
今度は京都ロケ編。
アバレンジャーに続いて定番になってますね。
私は京都在住なので、見慣れた景色が出てきて嬉しいです。
幕末から140年。
よく考えるとそれだけの期間で日本はすごく変わりました。
それはどこの国も同じだと思いますが、日本は特に激しい気がします。
京都はまだマシな部類に入るのではないでしょうか?
応仁の乱前後ではかなり違うと思いますが、戦国時代から
幕末、現代にかけて大きな戦争や災害はありませんでしたし。

脱線したので戻すと、ベートニンとキョウリュウゴールドが被りますね。
ただ、あちらの順応性はけた違いでしたが。
ベートニンが現れた仁和寺はうちの近所。
久しぶりに仁和寺に行きたくなりました。
京都は怪奇大作戦の「京都買います」の舞台にもなりましたし、
特撮とは縁深いですね。
まあ、普通に京都舞台のサスペンスは沢山ありますけど。

ベートニンの写真を撮るJKのカメラはガラケー。
時代を感じさせます。
山門の上に立つデカレンたちはもちろん合成でしょうけど、
仁和寺って特撮のロケなんかできるんですね。
映画村が近いので時代劇なんかもロケしてるのでしょうか?
ベートニンが使う剣術は赤座剣法。
多分赤座番之進に教わっただけで特別な流派ではなさそうですが。
今回のジャスミンのテレパシーはかなり具体的。
ところで「日本のハリウッド東映太秦映画村」は笑ってしまいました。
手前味噌すぎる。

時代劇の扮装をするデカレンたち。
皆なかなかカツラが似合いますね。
映画村のスタッフにまで手伝ってもらってインチキをするデカレンたち。
町娘のウメコに敗北して宇宙に帰ろうとするべートニンですが、
ここで一件コンプリートならぬ一件落着でセットを崩してしまうバン。
完全にドリフですね。
インチキがバレて外に飛び出すベートニンを連れ出すアブレラ。
これはアブレラとデカレンの今まで一番のニアミスではないでしょうか?
そう言えばまだデカレンたちはアブレラの存在を知らないんですよね。

神社仏閣を移動して新たな都を作らないかと勧誘するアブレラ。
おっと、完全に京都買いますですね。
後に思いっきり怪奇大作戦みたいな話も出てきますし、やはり
スタッフというか脚本家の怪奇大作戦へのオマージュが感じられます。
しかしアブレラは何でも商売に結びつけますね。
文字通り商魂たくましいです。
巨大怪重機が金閣寺や清水寺を盗んでいくのを見て変身するデカレン。
デカレンたちが変身する祇園の街並み見てると祇園のWINSを
思い出しました(笑)。

東京から出張してきたデカベース。
いくら何でも速すぎです。
空でも飛んできたのでしょうか?
ベートニンが操縦してると思われた怪重機を操縦していたのは実は
メカ人間。
こういうデカレンのメカ人間の使い方好きですね。
ベートニンを探し出して説得するとバン。
ここでディーソードベガを貸し与えるデカマスターがいいですね。

スワンさんのおかげで金閣寺や清水寺を取り戻すのに成功する
デカレンたち。
もうスワンさん何でもありですね。
優秀過ぎます。
一方侍の技と心を見せるためベートニンと戦うバン。
なぜか赤座剣法でベートニンに勝ってしまいます。
まさに血のなせる業か。
さらに重要地球文化財窃盗の罪でジャッジメント。
しかし久々のデリート不許可。
ベートニンはアブレラの誘いは断ってました。
いや、いくら何でも窃盗(強盗?)で死刑はないと思いますが。
怪重機も倒して今度こそまさに一件落着。
一方アブレラはまたしても当てが外れて敗走です。

最後は映画村を満喫するデカレンたち。
しかし真子ちゃんはさすが元トップアイドル。
年とってもかわいいです。
ボスの侍姿はさすがに無理がありましたが(笑)。
オチがビルドアップ中村座ロボって、スワンさんお茶目すぎです。
それまでのチートな活躍から一瞬マジかと思いました(笑)。
エンディングのコントも皆息が合ってきましたね。
次回は偽ホージー回。
相変わらずホージー回はシリアスです。

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