21話
今回は非番のジャスミンの私服姿が見られるのが貴重。
ジャスミンがサキュバスと会ったのは偶然ということに
なるでしょうが、まあ演出上の都合ですので。
蒲生さん演じるサキュバスは恐ろしいキャラなのですが、
本人が美人なのでそれほど恐怖は感じません。
まあ、お子様たちはトラウマになってるのかもしれませんが(笑)。
エスパーのジャスミンは常人なら見ることのできない恐ろしい
イメージを見せられてしまいます。
毅然としたジャスミンもいいですが、打ちひしがれるジャスミンも
セクシーです。
地球を守るためにサキュバスの仲間になるとジャスミン。
ある意味ジャスミンの判断は正しい。
実際ボス含めて全然敵いませんでしたし。
当然バンたちは納得しませんでしたが。
ヘルズ3兄弟は既に79の惑星を破壊してるとのことですが、
この世界にはどれだけ人の住める星があるのでしょうか?
バイズゴアも星をいくつか破壊してましたし、簡単に星が
破壊される世界観というのは恐ろしいですね。
まあ、サイヤ人とかフリーザとかも似たようなことやってましたが。
ところでトッキョウって今まで何してたんでしょうね?
つい最近できたわけじゃないと思うのですが。
デカレンの世界だと星が無限にあってトッキョウの数が
足りないくらい犯罪が行われているのでしょうか?
とにかくデカレンの世界はアリエナイザー側が強すぎです。
ボンゴブリンも相当強いですね。
リアルタイムで見てた時、凄い強敵が出てきたと思いました。
まさかボンゴブリンが噛ませとは思いもしませんでしたが。
ボンゴブリンになす術なく倒されるバンたち。
作戦室での会議で皆顔を怪我してるのがヘルズ兄弟の強敵ぶりを
示しています。
ボンゴブリンの方も子供はトラウマ級かもしれませんが、
キャラがユニークなので恐ろしさはないですね。
サキュバスの怪重機ゴッドパウンダーはデカレンジャーロボを
圧倒する高性能。
しかし怪重機って誰が作ってるんでしょうか?
全部アブレラが斡旋してるわけではなさそうなので、
他にも販売ルートありそうです。
当のアブレラもゴッドパウンダーを見てヘルズ3兄弟特別仕様と
言ってましたから、怪重機を作る職人みたいなのがいるのかも
しれません。
名刀政宗みたいな(笑)。
サキュバスたちへの恐怖から珍しく暴走するジャスミン。
ただ冷静さを失ってごり押ししてもいい結果にはなりませんね。
まあ結局普通に戦っても勝てませんでしたけど。
ボンゴブリンが花火を打ち上げる寸前に駆けつけるデカマスター。
いや、もっと早く出て来いよというのは置いといて。
演出ですから(笑)。
しかしそのボスもボンゴブリンのボヨヨンマッスルには苦戦します。
さらにはケンシロウ並のアタタタ攻撃まで浴びてしまいます。
デカレンロボもゴッドパウンダーにフルボッコ。
まさに絶体絶命の状態。
思わずサキュバスの仲間になると降伏するジャスミン。
それでも正義は勝つんだとバン。
サキュバスに連れ去られそうになるジャスミンでしたが、
サキュバスを殴って正義は勝つと宣言。
この前中後編のテーマはズバリ「正義は勝つ」なんですよね。
この単純な言葉が実は深い意味があるというのがこの後わかります。
ここでいったん盛り返すデカレンたち。
結果的にジャスミンの行動はいい時間稼ぎになりました。
一方ボスは冷静にボンゴブリンの筋肉の隙間を狙って反撃します。
さすがボス。
一気に倒せないところは敵もさるものですが、遂にサキュバスと
ボンゴブリンを追い詰めるところまでいきます。
ここでサキュバスが花火を打ち上げてブリッツを呼びます。
2人をジャッジメントするデカレンですが、トッキョウの指定なら
とっくにデリート許可が出てると思いますが。
まあ演出ですので。
そしてその隙に地球に到着するブリッツ。
ここでまた形勢逆転で次回へ。
エンディングトークは皆が大変な状況なので一人基地にいるスワンさん。
そして次回予告。
遂にデカブレイク登場。
ある意味デカレン一番の山場ですね。
22話
リアルタイム視聴時も絶望しましたが、ブリッツは異常に強い。
まさに最強のアリエナイザーです。
頼りのデカマスターが一方的にボコられる姿は衝撃ですね。
しかも相手が頑丈とかじゃなく普通に剣術で圧倒されてます。
特撮好きの性ですが、相手が強ければ強いほど興奮するのは
ウルトラと同じですね(笑)。
ブリッツが来たら急に元気になるサキュバスとボンゴブリン。
デカレン側の戦力が分散されるのもあるでしょう。
止めを刺さずに去っていくブリッツたち。
熟成された恐怖云々。
お約束ですね(笑)。
ブリッツは怪しい呪術を使って基地を作ります。
そこへやってくるアブレラ。
アブレラさえもブリッツたちには逆らえません。
宇宙警察を侮るなと忠告するアブレラ。
親切心というよりただで武器を納品させられた仕返し的な
意味合いでしょうが、それに対して「冷静に見くびってるだけだ」
とブリッツ。
物凄い自信ですが、憎々しさ満点で素晴らしいです(笑)。
アブレラも退かずに香典代わりに武器を納めたと言い放ちます。
この時点ではまだラスボス設定は固まってなかったと思われますが、
最低限の威厳は見せたでしょう。
ギリギリ陳腐化は避けられましたね。
それに対して祝杯代わりだろと結局ブリッツも退きませんでしたが。
ドロイドたちを従え地球を地獄の星にすると煽るブリッツ。
部下がドロイドってのがしょぼいですが(笑)、まあ3兄弟がいれば
関係ありませんから。
ボスによると今まで3兄弟に目をつけられて滅びなかった星は
ないとのこと。
さらに殉職したスペシャルポリスは100人以上。
いや、負けすぎだろ(笑)。
そりゃヴィーノもスペシャルポリスやってらんないってなりますよ。
ヴィーノも赴任先で消滅する星々や死んでいくスペシャルポリスの
姿を見たのかもしれませんね。
汚職する上司とかも。
ホージーは上司や仲間に恵まれてます。
落ち込むデカレンたちですが、ここでまたバンの正義は勝つ。
この時点では非常に空虚に響きますね。
ただ、前話でその効果はありましたので、今のところはプラス評価
でしょうか。
この言葉に皆奮い立ちますし。
しかしこういう状況は恐らくバンが赴任する前はなかったと思います。
そして、バンを肯定するボス。
恐らくボス自身、バンと似たような考え方なのでしょう。
そして最初の4人に足りなかったのがこの強い精神力という要素。
しかし事はそう簡単には進みません。
ここで宇宙警察の長官ヌマ・O初登場。
長官は鳥型宇宙人。
なんかスターウォーズの世界みたいになってきました。
長官は地球出身のトッキョウを一人派遣したと告げます。
トッキョウという響きがカッコいいですね。
15年のキャリアということでベテランを予想するホージーたち。
普通なら派遣した刑事の名前と写真くらい見せそうなものですが、
演出ですので。
ここでボンゴブリン出現の報が。
なんと高層ビルを完食するボンゴブリン。
こいつも規格外ですね。
現場に向かうバンの下へトッキョウのテツから通信が。
正直演技力イマイチのテツの中の人ですが、この事務的な感じと
「正義は勝つ?」の言い方がいいですね。
もう少しで着くから待っててくださいとテツ。
バンは地球署のボスの命令で出動してるのですから待つ義務は
ありません。
というか、勝手に待ってはいけません。
一方テツも長官やトッキョウの上司から自分一人でヘルズを倒すよう
指示を受けています。
この辺りは指揮系統を統一しない長官のミスですね。
ボンゴブリン一人なら何とかなるとバンですが、やはり敵いません。
ここまでのボンゴブリンは大暴れですね。
まあ、最後の活躍になるのですが。
ボスが出てくれば勝てると思いますが、その場合はブリッツが
来るので無駄。
ボスは基地でデカベースロボを起動するために待機するのが正解です。
戦闘中に逆立ちして口の中を狙うように指示する仙ちゃん。
さすが仙ちゃんと言いたいところですが、結果的にボンゴブリンを
巨大化させてしまいます。
これくらいの思い付きは他の星のスペシャルポリスでもできますからね。
ボンゴブリンを撃つ寸前にタイミングよく通信を入れるテツ。
しかしテツの態度にムカついたバンは話の途中で通信を切ります。
ディーバズーカをボンゴブリンの喉ちんこに当てて巨大化させてしまう
デカレンたち。
これはテツが悪いですね。
要点は先に簡潔に伝えないと。
まあ、社会経験が乏しいエリートだから仕方ないのでしょうが。
「まさか、巨大化させちゃってないですよね」。
何とも敬語なのか何なのかわからない言い回しがいいです。
人の話を聞かないバンも悪いですが、どっちもどっちです。
巨大化したボンゴブリンに打つ手のないデカレンたち。
結果的に彼らの失態です。
デカレンジャーロボが修理中のためなす術もありません。
ここで特捜起動ですが、デカベースロボではボンゴブリンの
スピードについていけず初敗北。
もうボロボロです。
それでも正義は絶対勝つとバン。
もはや単なる空元気でしかありません。
ここでまた通信が。
「またそんなナンセンスなこと言ってないで、どいてください」。
超生意気です(笑)。
デカベースロボを邪魔と言い放つテツ。
遂にデカバイクロボが到着します。
まさに真打ち登場という感じ。
何と言うか、2話丸々使ってのお膳立てというか、ひたすら
初期メンバーを噛ませにする構成は圧巻としか。
この展開に近いのはマジンガーZ最終回ですかね。
外連味たっぷりにボンゴブリンを瞬殺するデカバイクロボ。
バンの「すげえ」がいいですね。
「硬い~」「ボヨヨン」。
ボンゴブリンも壮大な噛ませ役ご苦労様でした(笑)。
リアルタイムで見た時も驚愕しましたが、物凄いインパクトです。
さらにロボの中から颯爽と飛び降りるデカブレイク。
サキュバス、ブリッツ、デカレンたち。
役者は揃いました。
そしてデカブレイク初の名乗り。
ピキーンって効果音何回鳴ったんだというくらいキメキメです。
何なのあんた?何なのさ!
切れるサキュバスに対して「無法の悪を迎え撃ち、恐怖の闇をぶち破る。
夜明けの刑事。デカブレイク!」
ポーズも決まりましたね。
このシーンは今でも覚えてます。
どんだけカッコよく演出してもらってるんだというくらい、
別格な演出です。
ブリッツは金バッジを見てトッキョウと見抜きます。
さすがに情報は入っていたようですね。
すかさず銃撃して勝ち誇りますが、煙の中からは全ての弾丸を
キャッチしたブレイクの姿が。
この煙は硝煙?
まあ演出ですから。
ここでそのプロセスを見せるのは宇宙刑事的でいいですね。
いや、アクセル回すのに時間が掛かるだろと突っ込みたくなりますが、
それを力づくでねじ伏せるだけの勢いがあります。
まあ、野球漫画でピッチャーが投げてから色々考えるのと
同じですよ(笑)。
さらにブレイクは剣術でデカマスターを圧倒したブリッツに
格闘でも圧倒します。
スピードが違いますからね。
間髪入れず電撃拳を浴びせるブレイク。
形勢不利と見て姿を消すブリッツたち。
まさに圧倒としか。
ブリッツたちを追おうとするバンにあなたが行っても無駄ですとテツ。
正論ではありますが、一々ムカつきます。
一人変身を解くブレイク。
変身を解くと背が高くなりますが、テツ役の吉田さんも長身ですね。
トッキョウのエリートということで見た目も初期メンに負けない
吉田さんを選んだんでしょう。
「これが地球か」。
テツは地球の記憶がほとんどなかったんでしたっけ?
「正義は勝つとか言って、恥ずかしくありませんか」。
単に滑舌が悪いだけでしょうが、いい感じでムカつきます(笑)。
ヘルズ3兄弟については一人でやるとテツ。
まあ、テツはそういう指示をされてるだけなんでしょうが、
邪魔にならないようにとかは失礼極まりないです。
ただ、トッキョウというのはブリッツみたいなのを相手に戦ってるわけで、
相当シビアな仕事でしょうね。
トッキョウが行くところは既に一般のスペシャルポリスの犠牲者が
出てる場合がほとんででしょうから、下手に動かれて殉職者が
増えてもというテツの気持ちはわかります。
しかし、当時はこの調子で暫くテツと火花散らすと思ってました。
次回予告もそういう雰囲気でしたし。
まあ、演出ですけどね。
しかしテツはなかなかイケメンですね。
ホストみたいですが(笑)、当時はこれからブレイクすると思いました。
もしかしたらデカブレイクという名前も吉田さん本人のブレイクと
掛けてたのかもしれません。
結局色々あって、鍼灸師になってウメコ役の菊地さんと結婚するとは
意外な展開です(笑)。
今回はエンディングトークのホージーがいい。
「憧れの金バッジ」。
目線を落とす演技もいいですね。
これがまさか後の伏線になるとは思いませんでした。