デカレンジャー 東映 特撮

特捜戦隊デカレンジャー 第31話&第32話

31話
戦隊では定番のそっくりさんネタ。
さすがに2人一緒のシーンだと合成の跡がわかりますが、
この時点でもかなり技術は上がってますね。
それほど違和感ありません。
王女イオはウメコとは対照的な大人しい性格。
菊地さん本人は本来大人しい性格らしいので、こっちの方が
素に近いかもしれません。

トカーサ星人の儀式はデカレンジャーのウメコにとってもハードなもの。
でもトカーサ星人は火に強いらしいので、結構耐性あるのかもしれません。
頭に乗せたリンゴを射抜いたり、バンジージャンプしたり、火の輪潜りしたり
普通の人間には危険すぎますしね。
とはいえ、あまりにもナンセンスですが。

結局嘘が本当になるのはお約束展開。
しかし撃たれた王女が偽物とわかると放り出す爺は酷い。
ここからのウメコのハイテンションな演技と大人しいイオの演技は
菊地さん大変だったでしょうね。
やっぱりウメコの方が作ったキャラというのは何となくわかりました。
しかし知らない人に双子が演じてると言っても通じそうなくらい、
合成も上手くいってると思います。
子どもにはわからないかもしれませんね。

今回アリエナイザーはあまり重要ではないのですが、スナイパーとして
トッキョウにマークされてる大物が出てきたのは意外でした。
ただし、怒りのウメコに圧倒されるなど、大物感はなくコメディ要因でしたが。
しかしテツはトッキョウだけあって犯罪者のことはよく知ってますね。
ところでジャスミンが「ローマ君3号」というのを仙ちゃんが
「前は甲冑君じゃなかったっけ?」と突っ込むのは細かくて
笑ってしまいました。

最後はジャッジメントからデリートのいつもの流れ。
スワンさんが「パーッといくわよ」というくらい強化された
デカレンロボの前には甲冑君も歯が立ちません。
もう普通のアリエナイザーではデカレンロボには敵いませんね。
最後王女様の嘘に激怒するウメコがかわいい。
大人しい王女様と元気なウメコ。
合成シーンも多かったし、演じる方はさぞ疲れたでしょうね。
結局ウメコはコメディ担当でシリアスなドラマはなかったですが、
戦隊の陽の部分を一人で担った功績は大きかったのではないでしょうか?
刑事ものとしてはトミーとマツ的な(古いw)コメディ系担当ですね。

32話
デカレンの強化エピソード。
今回もいきなりメカ戦から始まります。
しかし、相変わらず神技的ディフェンスで街に被害出ませんね。
怪重機も気を使ってなのか、いつもの広場で戦います。
今回のテーマは「宇宙一のスペシャルポリス」になるというバンの意志。
「正義は勝つ」とかバンはまず言葉ありきですね。
有言実行がバンの持ち味です。

アブレラをアンブレラというゾータク。
傘みたいな風貌からアブレラなんですね。
今まで気が付きませんでした。
相変わらずアリエナイザー界隈への知名度抜群のアブレラ。
とにかく金さえ出せばなんでもしてくれます。
今回の新商品マッスルギアもなかなかの優れもの。
しかし武器開発は誰がしてるのでしょうか?
アブレラって営業担当みたいなものだと思いますが。

あっさり自供したサノーアですが、当然ブラフ。
戦いでは強力な指揮官が必要と一応今回のテーマらしきこともいいます。
サノーアはゾータクを折檻しましたが、何だかんだで信用してるから、
こういうこと言うんでしょうね。
現に助けられましたし。
しかしブリッツをも凌ぐくらい強くなったデカレンもマッスルギアの前には
歯が立ちません。
こういう敵のパワーアップと味方の強化は戦隊では定番ですね。
もうアブレラも堂々とデカレンの前に出てきます。

今回のジャスミン語録。
「カツ丼もなしで」。
「SWAT参上、SWAT解決」。
メタすぎますね(笑)。
さらに「おやつは一人300円まで」。
ウメコ「じゃあバナナは?」
ベタ過ぎて笑えます。
ところでウメコがブンターの前でロジャーしたとき手を変えたのは
バナナを持ってたからでしょうか?
間違ったわけではないので、違和感ありました。

教官のブンターはドギーに対抗してか猿。
予想通り犬猿の仲とのことですが、不明。
ブンターの如何にも軍人なキャラ好きですね。
しかし訓練のためとはいえ宇宙船を爆破するのはやりすぎ。
ウメコの荷物はどうなったのでしょう?
こういう状況でもやっぱりホージーは冷静ですね。
「今やられたら、宇宙一にも何もなれないだろうが」。
ド正論です。
予想通り教官のブラフでデカレンジャーは全滅。

ブンターに罵倒されても「宇宙一のスペシャルポリスになる」とバン。
バンの単細胞なところは長所でも短所でもあるのですが、
やっぱり必要なところでもあるんですね。
血気に逸ると失敗してしまう諸刃の剣ですが、命がけで戦う仕事ですから、
これくらいの覚悟がないと務まりません。
と言ってもチームが全滅したら元も子もありませんが。
ということでいいところで次回へ続く。
今回はアブレラがエンディングにまで出張ってきて、存在感を
さらに増します。

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