ウルトラ解釈大作戦というサイト(本サイト)を運営しているギムレットといいます。本サイトは昭和ウルトラシリーズを初代マンからレオまで1話ずつ全話レビューするという意欲的なサイトですが、更新に労力を要するためかなり滞りがち。そこで最近は気軽に更新できるブログで主にyoutubeの東映特撮などの感想を書いていますが、無料サイトはやはり使い勝手が悪いため、新しく実況用のブログサイトを立ち上げました。

いい大人が特撮というと、オタクだの、精神的に子供だの、気持ち悪い(笑)など一般にはあまりいいイメージを持たれませんが、一般の小説やドラマ、映画などもフィクションである点、何ら変わりありません。現実から離れるという意味では村上春樹なんかも同じでしょう。そもそも世界的に大ヒットしたスターウォーズシリーズなんかは完全に特撮モノですし、アナと雪の女王はアニメですし、ジブリしかり。要は大人から子供まで楽しめるか否かの問題です。その点、特撮は基本的には大人も子供も楽しめます。最近の戦隊やライダーはむしろ主婦層受けを狙ってたりして、正直大人物顔負けの複雑なストーリーとなっています。

とはいえ、やはり大人向けと子供向けの違いはあります。それは夢と希望です。子供向けはやはり友情、努力、愛情というものが報われるようにできてます。大人向けは不条理な結末でも許されますが、やはり子供向けは夢と希望がなければ教育上よろしくないです。逆説的に言うと、それだけ現実は夢と希望がありません。特に中年を過ぎると人生決まってしまって、ほとんどの人が消化試合なのではないでしょうか?私自身を見ても、現実が鬱なのに夢も希望もないリアルなフィクションを見ても仕方ないという気持ちが強いです。半沢直樹があれだけヒットしたのは演者の熱演もありますが、やはり世間がこういう快哉を上げるようなファンタジーを求めているからだと思います。

逆に若い人には特撮以外の小説や映画、ドラマ、音楽に触れてもらいたいと思います。私自身大学時代は特撮よりも普通の恋愛ドラマとか映画とか文学とか、そういうのばかり見てました。社会に出る前にはそういうのを見て知見を広げておくのは大事なことだと思います。また、特撮は色んなところからネタを引っ張ってくるので、特撮だけ見ててもわからないことも多いです。もちろんそのままリア充になって、特撮に帰ってこないというのもアリだと思いますが(笑)。

長くなりましたが私のことについては、時々文章内に折り込みますので、そこから勝手に人間像を作り上げてください。こういうサイトにありがちなんですが、文章と本人のイメージが合わないってよくあるんですよね。それも一興なので、サイトでは本音で語っていきたいと思います。

そういうわけで、よろしくお願いします!