ゴーバスターズ 東映 特撮

特命戦隊ゴーバスターズ 第03話&04話

第3話は敵の設定の紹介編。
と言っても冒頭だけですが、エンターさんが「それやっちゃあ、特撮として身も蓋もないだろ」的な
作戦を提案しますが、メサイア様はあっさり没(笑)。
やむなく表世界(極道みたいだがw)に来てローリー寺西風な医者に変装。
元々デジタルな存在なので神出鬼没。
エネトロンを盗まなかったら存在を探知するのは不可能です。
ただ、エネトロンがないとメタロイドが作れないから、上手くできた設定です。
そりゃ、物語の都合に合わせて設定作ってるから当たり前なんですが、最近の特撮は設定が細かいですね。
正直私の解釈よりもはるか上を行ってると思います。
昔の作品は緩くてよかった(笑)。

ヨーコを子ども扱いするヒロム。
確かにヒロムが悪いですが、仕返しに「ニワトリ」なんて言うから、子供って言われるんですよ(笑)。
敵が近くにいたらどうするんだよと。
まあ、結果的には二人協力して敵を倒して予定調和に収まるのですが、今回もフラグ立ちまくりなんですけどね。
一方お兄さんであるリュウジはなんとかチームをまとめようとします。
ヒロムが遅れて加入したことにより、初期はチームワークから作っていかないといけないので大変ですね。
まあ、戦隊にはよくあるパターンですが。

メガゾードの転送時間がランダムというのは面白い設定ですね。
どんな状況でもルーチンを頑なに守ったライブマンとは大違いです。
そもそも敵怪人の巨大化じゃないところが新しい。
複雑な経路を辿ると計算が難しいというのは芸が細かい。
ところでオペレーターの2人は地味ですが、バスターズの3人と合わせて一応5人にはなってるんですね。
エンディングを見て、あの2人もバスターズの一員なのだと理解しました。
ただ、オペレーター2人は少なすぎだろ。
深夜も働かないといけないし、休みとか取れるのか?
バスターズの3人は特殊能力あるから代わりはいないが、オペレーターなら他にもいるはずだが。
まあ、その辺りはお約束なのでスルーすることにしよう。

4話はバスターズが戦う意味を問う重い話。
亜空間に転送された人たちの救出は不可能と判断している上層部と無事を信じるバスターズたち。
おまけに黒木司令官はバスターズを囮に使う。
エンターの陽動作戦を逆手に取って、バスターズを陽動作戦に使う司令官の冷酷さ。
重いというよりはシビアな話ですね。
しかし、設定が難しすぎて、絶対子供は理解できないと思うぞ。
かく言う私もwikipediaを読んで、視聴当時よくわかってなかったところを補ってます。

ただ、黒木の作戦自体は亜空間に囚われたヒロムの父親たちを救出するための作戦でもあるので
ヒロムは納得してました。
身内に被害者がいないリュウジ、親の顔もよく覚えていないヨーコと違い、ヒロムは両親のことを
よく覚えているので、背負ってるものが一番重いです。
黒木も仲間が全員捕まった上に自分だけ助かったことから、こちらも異常に重い使命感を負っているので
ヒロムとは通じるところがあるようです。
2人にしかわからない思いというのが伝わるいい話でしたね。

ゴーバスはゴーカイの後ということもあり王道外しを敢えてやってます。
確かに普通の路線でやってしまうと、ゴーカイに見劣りしてしまうでしょう。
ただ、子供には少し難しいかもしれません。
そういう意味では視聴対象は若干高めかもしれませんね。
今回の配信で子供の頃何となく見てた人たちがゴーバスの面白さに気付いてくれるといいですね。

ではでは。

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