ゴーバスターズ 東映 特撮

特命戦隊ゴーバスターズ 第17話&18話

17話
亜空間でBC-04を完成させていた陣。
凄すぎるだろ。
追加戦士は高スペックな場合が多いですが、陣はその典型ですね。
ただ、それが嫌味にならないようキャラを崩したのは正解。
逆にアバレキラーは初期メンが軽い感じだったのでシリアスキャラに
したってところでしょうか。
ところで敵として登場したアバレキラーを追加戦士と言っていいの
でしょうか?
疑問は残りますが、追加戦士についてはネット見てると色々定義が
あるようですので、意外と奥が深いです。

ただ陣は単に雰囲気を明るくするためだけに投入されたわけではありません。
亜空間突入への鍵となるのはもちろん、今回はリュウジに戦う目的を意識させる
という役目も負いました。
亜空間への突入に対するヒロムとヨーコの強い意志、目線。
それに対して二人を見守る優しい目線のリュウジ。
それを見た陣はこのままでは駄目だと思います。
リュウジの仲間を思いやり、信頼する態度は序盤では肯定的に描かれて
ましたが、ここで弱点に設定するあたり上手いですね。
こういう話の展開は戦隊の定番ですが、わかりやすくていいです(笑)。

バッティングセンターでそのことを諭す陣。
今までリュウジがお兄さんキャラだったのが、こういう先輩キャラが
出てきたことで、リュウジのキャラに深みが出てきた気がします。
ゴーバスは各キャラの掘り下げが上手いですね。
今回エンターさんは高級そうなレストランで食事してましたが、
お金はどこから調達してるのでしょうか?
まあ、偽札作るのとか容易そうですが、人間界への適応能力高いです。
しかも陣に与えられるエネトロンも察知して奪いにくるとか、
行動力も凄い。
La finの発音も正しかったですし、弱点がないですね。

旧型から脱皮するかのように現れる新型メガゾード。
陣が「もどき」というのがいいですね。
エンターの「防御力が上がったような」という疑問に答えるリュウジ。
実際に会話してたわけではなく、単なる視聴者への説明ですが
ちょっとメタでした。
しかし今回のエンターさんのテンションは過去最高なくらい高い。
それだけに落胆も大きく次回は欠場となってしまいましたが。
て、関係ないかw。

新型に歯が立たないゴーバスターオー。
ここでベタですが、陣の不安が的中してリュウジが2人を守る行動に
走ってしまいます。
「盾になったって何の足しにもならねえ。死ぬ順番が変わるだけだ」と陣。
結構キツイセリフですが、本質を突いています。
多分リュウジも内心はわかってるのでしょうが、体が勝手に動くのでしょうね。
ヒロムとヨーコもそれが無駄なことは理解してます。
2人の方が戦いに関してはシビアですから。

戦う理由を持てと陣。
セリフで全部説明してくれるところが子供向け番組のいいところですね。
「守ってるだけでは負けはないけど勝ちはねえ」。
今回は名セリフのオンパレードです。
で、実際は守ってるだけでは負けしかないんですよね。

これで覚醒したリュウジは自分のメカだけ動けるように
他の2体からエネトロンを奪って戦います。
陣が来てからリュウジの欠点が色々明らかになりました。
陣の戦い方は破天荒で完璧を求めるリュウジとは真逆です。
リュウジも格納庫が爆破されるときにヒロムだけ脱出させるとか
思い切った作戦もやってましたが、自分だけ脱出するという
作戦だったら躊躇してたかも。
そういう縛りから解放するというのも陣の役どころですね。

最後もやはり陣の大活躍で締めます。
ゴーバスタービートの出現に顔面蒼白エンターさん。
エンターさんがこれだけ完全敗北するのは初めてです。
去り際のボンジュールも普段の冷静さとは全く違います。
今回はとにかく陣さんカッコ良すぎでした。
陣登場からゴーバスの作風も若干変わりますね。

18話
前回で陣の実力が証明されましたが、今回はチームワークの話。
今回はOPにエンターさんのクレジットなし。
これって初めてでは?
やはり前回の敗北が相当悔しかったのか。
でも、作戦を立案して実行したのはエンターのはず。
メタロイドも出てましたし、中の人の都合?

地下に侵入し採掘前のエネトロンを奪いに来るメガゾードに
対抗する術のないバスターズ。
なんかウルトラマンエースを思い出しますね。
いきなり現れ作戦があるからついて来いと陣。
作戦内容を説明するよう求めるヒロムに陣は鶏の写真を
見せてヒロムをフリーズさせます。
一緒に行動する上で各人の弱点は聞いていたでしょうが、
写真まで用意してるって準備良すぎでしょ。
ヒロムの性格を完全に見抜いてますね。

やっぱこのカッコになると軽いなあとヒロムを抱える陣。
そりゃマネキンですから(笑)。
ヨーコとJが残された後の微妙な空気もいいですね。
一方陣の作戦が危険すぎるというリュウジに対して、陣のことを
虫は好かないが信じるというヒロムはカッコいい。
相変わらず歯に衣着せなさすぎですが。
しかしBC-04のワイヤー長すぎだろ。
何処に収納しているのか不思議です。

メタロイドを追うJとヨーコ。
しかしJはこの樹液の森は甘そうだと関係ないことに興味持ってます。
呆れるヨーコがかわいい。
ところでJに味覚はあるのでしょうか?
エネトロンはガブガブ飲んでますが、それはエネルギーとして必要
だからですし。
バディロイドはそれぞれワクチンプログラムにより個性が生まれたと
解釈できますが、Jの昆虫好きは陣のプログラム?
自らビートバスターを名乗ってますし、陣も根は昆虫好きなのかも
しれません。

地下3000メートルを降下するエース。
しかし敵メガゾードはバグゾードを地上へ送り込みます。
というか、直接エースを攻撃した方が早かったような。
04を守るリュウジ。
地下に到達したエースはメガゾードと戦闘に入りますが、
地の利は敵にあり苦戦。
ヨーコとJもドリルロイドと戦闘に入ります。
ここは3つのバトルが並行して描かれており、熱いですね。

三者三様に苦戦しますが、まずヨーコがエネルギー切れで
動けなくなります。
というか、ヨーコのエネルギー切れ多すぎだろ。
ちょっと油断してお菓子を食べないとすぐエネルギー切れに
なるのだから大変といえば大変ですが。
しかし、ここで伏線が回収されます。
Jが樹液をヨーコに舐めさせると、ヨーコは復活。
樹液って甘いのは甘いらしいですね。

一方地下のエースは作戦を切り替えて敵メガゾードを
地上の陣に任せるためフックにかけて陣に吊り上げさせます。
この辺りの思い切りの良さはヒロムらしいですね。
ヨーコと陣の方も息ピッタリでドリルロイドを撃破。
実は陣からヨーコと息を合わせるよう命令されていたJ。
意外と気を遣う陣の性格が垣間見えます。
というか、陣の周りをよく見る性格は既に随所に
描写されてますけどね。

こうなると押せ押せでゴーバスタービートが大暴れ。
まあビートの前ではαタイプなど敵ではありません。
ヨーコとリュウジ、ヒロムもバグゾードを簡単に
倒してシャットダウン完了。
今回はまさにチームワークの勝利でした。
これでとりあえず陣の加入も完了でしょう。

今回は前述したようにエンターさんの出番なし。
でも次回予告ではまた暴れてくれそうで楽しみです。
そしてさらにお楽しみのエスケイプさんもそろそろ
登場(^^♪
ゴーバスターズはますます面白くなるねえ
ではでは。

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