31話は宇宙刑事ギャバンとの共演前編。
当時は唐突な共演に驚きましたが、早い話映画の宣伝ですね。
世代的には宇宙刑事三部作はドンピシャなので復活は嬉しいですが、はやり初代と比べると迫力不足は否めません。
まあ大葉さんの力感溢れるアクションは別格でしたから。
あと、パートナーのシェリーが女宇宙刑事でなくてバード星人というのはミミーと同じ。
何気にシンケンイエローとイエローバスターとマジイエローの共演というのが面白いですね。
亜空間でメサイアをシャットダウンしたゴーバスですが、それで仕事が終わったわけではないんですね。
まあ、エネトロンを守るのが本来の目的ですから。
亜空間の陣の本体の問題は残ってますが、陣はまだそのことを皆に話してなさそう。
この世界で宇宙との交流がどれだけあるかはわかりませんが、一応宇宙刑事の存在は知られているようですね。
オールドファンには渡辺宙明先生のBGMが多用されているのは嬉しい限り。
最近レジェンドという言葉が安売りされてる気がしますが、宙明先生こそまさにレジェンドだと思います。
世界的には筒美京平より有名なくらいですし。
宙明先生といえば次の戦隊で久しぶりに音楽を担当されるとか。
90過ぎとは思えないほどご健在なのが嬉しいですね。
あと今回使われてた串田アキラ氏のギャバン主題歌は採録版ですかね。
今回はマクー残党との戦いかと思いきや、早くもヴァグラス残党も出てきます。
ちゃっかりエンターが新しい教祖みたいなポジションに収まってるのが面白い。
ギャバンの蒸着プロセスですが、僅か0.05秒と言っても、その前のポーズを決めるのに数秒掛かってる気がしますが(笑)。
懐かしのマクー空間ですが、昔はもっと大掛かりな装置で発生させてたような気が。
しかしマクー怪人か否か関係なく、悪けりゃ力三倍というのも適当ですね(笑)。
レーザーブレイドといえば、今週配信されてたアバレマックスも同じようなのを使ってましたね。
レーザーブレードの演出は昔の方がかっこよかったかも。
昔のローテクでも創意工夫でいいシーンが撮れるということしょうね。
とりあえずメタロイドとゾードを倒して前半戦終了。
しかし今回のロイドとゾードはシリーズで一番存在感ありませんでした。
ギャバンからの協力要請を快く受ける黒木。
マクーとの戦いはエネルギー管理局の管轄外の気もしますが、細かいことはいいでしょう。
32話。
森下の活躍編。
ギャバンとの共演編なのに、森下の活躍をぶっこんでくるところがいいですね。
第三者のギャバンを使って改めてバスターズのチームワークを描きます。
一方、宇宙警察とゴーバスターズが組めば、マクーとエンターも組む。
しかしエンターさんは役作りなのかわかりませんが、段々やつれていってる感じがいいですね。
落ち込む森下に切れる仲村。
真面目っ子って意外と切れやすいんですよね。
それを聞いて奮起する森下。
しかしマクー空間に捕まっていなくなってるのに、誰も気が付かないのはちょっと酷い。
そう言えばいないなって(笑)。
いや、いないと困るでしょ。
ギャバンの蒸着プロセスですが、あの振りも含めて0.05秒なんでしょうか?
としたら、人間の動きじゃありません(笑)。
その辺昔から描き方がはっきりしないんですよね。
ポーズを決めてからコンバットスーツが電送されてるように見えるのですが。
しかしゴーバスターズとギャバンが並ぶと、何となくギャバンが恥ずかしく見えるのはなぜでしょうか?
やっぱりあのギラギラは浮きますよね。
マクー空間でバスターギアが届かないという展開。
エンターが普通に姿を消してたので、結局チャンネルの問題?
転がる鉄球に追われるブルーバスターとレッドバスター。
これはギャバンのオマージュですね。
ヨーコが座ったところに牢屋が開くスイッチがあるのは定番。
ここでも森下の扱いは、「森下さんもいた」「こんなとこで何やってるんですか」というのはあまりにも酷い。
まあ、その後森下最大の見せ場が来るんですけどね。
森下の活躍でバスターギアが転送されて反撃するバスターズ。
しかし結局ギャバンダイナミックだけで普通に倒せたような気もします。
ここからエンターがマクー怪人の残骸にメタウィルスをインストールしてマクー怪人を巨大化。
さらに亜空間とマクー空間を合体させてグレートゴーバスター出撃、電子成獣ドリュー登場の怒涛の流れは凄いですね。
これでもかと詰め込みます。
「レッドバスター諦めるな。悔やむことになるぞ」。
ギャバンらしい熱血なセリフで最後は締めました。
ギャバンたちもバスターズのチームワークを認めて大団円。
プロフェッショナルが集まったチームとして戦力を発揮するバスターズと一人の熱血漢がほぼ単独で敵を倒すギャバン。
お互いの特徴もよく出てる好編だったと思います。
次回はいよいろ本編に戻ってエンターが暴れるようです。