今回もオールドファン必見のエピソード。
まずバラバの登場が嬉しいですね。
殺し屋超獣という肩書も凄い。
蝶獣という別名もどこかで見た記憶があるのですが、
昔のことなので忘れました。
エースキラーの陰に隠れて目立ちませんでしたが、
一応エースを倒した超獣なんですよね。
今回のバラバはヤプールと一体の存在として現れます。
バキシムと同じパターンですね。
少年が巨大化してくれたりしたらもっと嬉しかったのですが
それではバラバじゃなくなるので仕方ないか。
さすがに放射能の雨は今回はありませんでした。
そもそもあまり意味ありませんでしたし。
バラバの前座にベムスター登場。
前回もパゴスが出てきたり、今回も2体。
よく怪獣が出てくる世界だ。
昭和より危険かも。
その割に慣れてしまったのか、割れた空の写真を撮りまくる
一般人たち。
コロナ禍でもマスクをしない人もいますし、恐怖感覚というか
現実感覚失ってる現代人って多分多いんでしょうね。
私のようにネットや特撮の世界に逃避してる人間もいますしw
ベムスターの腹がどんどんグレイドアップしていく気がしますが
これは単なるCGの進化でしょう。
ただし、ウィンダムの腕が飲み込まれるシーンはなかなかグロかったです。
今回はメインの戦闘シーンはCG使いまくりでしたが、街の被害とかは
ミニチュアと合成で円谷の技が見られましたね。
カメラ小僧というか、撮り獣というのか、よくわからん連中の合成に
力を入れるのが円谷のこだわりでしょうか?
エースのメダルが光るときの音はオールドファンならお馴染み
ウルトラリングが光る音です。
あと、Zへの変身ができないというシーンはやはりエースのヒッポリト編を
思い出しますね。
「Zに変身してはいけない」という声が聞こえてきそうでした。
空が割れる演出についてはウルトラファンの間ではすっかりおなじみなので
若い人でも知ってるのではないでしょうか?
子どもの時見たときは本当に驚きました。
正直空と異次元が繋がってるとか理解できませんでしたけどね。
エースの登場シーンはOPのアバンの音楽。
意外なところを使ってきました。
因みに最近エースのOPは1話の「宇宙のエース」バージョンに統一されてますが、個人的には「ぼくらのエース」バージョンの方が子供の頃から馴染がありますので、そちらを使って欲しいです(それがオリジナルですし)。
エースの声はもうかなりお歳と思われる高峰氏が当てておられます。
個人的には変身後は納谷さん一択なのですが、もう亡くなられてるので
次点としては高峰さんしかいないでしょう。
いつまでもエースを引き受けてくださるのは嬉しいところです。
しかしさすがに声は老けましたね。
今回エースは技名を連呼して戦います。
これについては違和感ある人もいたようですが、元々ウルトラナイフとか
技名を言っていたので、私はそんなに違和感ありませんでした。
それよりも技の豊富さの方が驚きますね。
さすがにバーチカルギロチンで内臓ドバァは無理でしょうけど。
戦闘シーンはCGを使ってかなりスピーディな戦いを見せていました。
ただ、エネルギーが全然減らないのは不思議でしたが。
宇宙でたっぷり充電してきたから満タンだったのでしょうか?
過去の名言が使われるのはいつものパターン。
ただ、これも毎回やってるとサービス過剰感がします。
希にやるから感動できるというのもありますからね。
エースがZに授けるのはスペースQではなくスペースZ。
そもそもQがよくわかりませんが(エースならAじゃないのか?)
ZだからスペースZというのは説得力あります。
バラバを倒して2人が語らうシーン。
急に夕暮れになってるのは、エース最終回のオマージュですね。
Zの名付け親がエースというのは、A to Zということで納得。
まさかこれが最後のウルトラマンてことにはならないでしょうが、
怪獣がいなくなるとウルトラマンも不要になり困ったことになります。