デカレンジャー 東映 特撮

特捜戦隊デカレンジャー 第23話&第24話

23話
今回からOPにテツ登場。
戦隊はこうやってOPに色々追加されるのを見るのも楽しみの一つです。
テツに対して面白く無さげなデカレンたち。
意外と仙ちゃんが露骨に嫌な顔をしてたのが印象に残りました。
しかしテツの噛み噛みの自己紹介は笑える。
まあ、帰国子女みたいなものなので地球語がぎこちないということに
しておきましょう。

テツはドギーが地獄の番犬ということを知ってたようですが、地球署の
署長というのは知らなかったのでしょうか?
あるいは急いで地球に来たから何も知らされてなかったのかもしれません。
この辺りは無邪気なテツらしい一面を見せますが、バンに突っかかられると
睨みつけるところはまだまだ反抗的。
気持ちで勝てるならスペシャルポリスなんていらないですよ。
これはこれで正論ですね。

今回の事件の指揮をテツに任せる長官。
長官の下で15年ですから長官はテツの実力を知っています。
おまけにヘルズ兄妹の情報は全てテツが持っているわけですから、
当然ですね。
しかも地球署のデカレンたちはブリッツに歯が立たなかった。
おまけに勝手な行動をしてボンゴブリンも巨大化させてます。
そりゃ足手まといと言われても仕方ないですね。
テツも自分が来て殉職者が出たら立場ないでしょうし。
あと、テツは集団で戦う経験があまりないからそもそも連係するのが
苦手という可能性もあります。

サキュバスにトッキョウ野郎にビビったと言われて図星のブリッツ。
もう相手を冷静に見くびることはできないと理解するところは賢いです。
だから、余計に強い。
気晴らしに街を破壊する。
やっぱり落ち込んでたんじゃん(笑)。

今回はテツとスワンさんのシーンが一番良かったです。
スワンさんはメンバーが悩んだ時に励ましたりヒントを与えたり、
ボスとは違った側面でメンバーをフォローします。
もちろんメカニックとして天才ですが、それを可憐な石野真子が
演じるのがいいですね。
テツに噛みつくマーフィー。
しかしすぐ手なづけられてました。
この辺りでテツのイメージ挽回が図られてます。
信じる気持ちで勝てたら苦労がないとテツ。
メカニックのスワンさんだから同意してくれると思ったのでしょうが、
スワンさんの意外な切り返しにテツも驚きます。
スワンさんの耳にも当然生意気なトッキョウの情報は入ってたはずですが、
完全に坊や扱いするところはさすが大人の女ですね。

ブリッツが現れたと連絡が入り出動するテツ。
バンも一緒についてきます。
さらに他のメンバーも追いかけてきます。
メンバーに出動しないよう命令するテツ。
違反したらデカレンジャーは解散という。
まあ、解散の権限なんてテツにはないと思いますが、こういう組織ですから
命令違反はやはり厳罰は必至ですね。
やはりここまでは嫌味なエリートです。
マシンボクサーで出動するテツですが、誰が見てもCGなのは笑います。
今ならもっとリアルにできるのでしょうが。

俺は今まで戦いの中で恐怖を味わったことは一度もない。
テツ、どんだけ強いねんというのはありますが、これは完全にフラグですね。
今回は名乗りにピキーンもなかったですし、苦戦は予感されます。
と言っても雑魚相手にはさすがに楽勝ですね。
さらにデカブレイクならではのブレイクダンス。
ここではピキーンも鳴ります。
ヘルズ兄妹2人相手にも圧倒するブレイク。
やはり強いか。

しかし、ここから形勢逆転。
グレイトフルデッドサンダーはトッキョウのデータになかったのか、
サキュバスとの戦いで虚を突かれたテツはまともに食らってしまいます。
しかも一緒に技を食らったサキュバスは瀕死。
予想外の展開に完全に動揺するブレイク。
ダメージも大きく動きが鈍くなったところにブリッツが襲い掛かります。
完全に気持ちで負けてますね。
デカブレイクに止めを刺そうとするブリッツ。
そこを間一髪デカレッドが助けます。
やっぱり主役はこうでなくっちゃ。

バン「やっぱり来たぜ」。
ホージー「正義は勝つってところを見せるためにな」。
ウメコ「解散させるならさせなさいよ」。
ジャスミン「この星はあたしたちが守る」。
仙「無理かどうか見てなよ。トッキョウ君」。
ホージーもすっかりバンイズムに染まってますね。
ボンゴブリンにすら勝てなかったのにブリッツに5人で挑むデカレンたち。
確かにどう考えても無理ですが。
やっぱり歯が立たないデカレンたち。
しかしバンは正義は必ず勝つと繰り返します。

ここでブリッツは容赦なくグレイトフルデッドサンダーを繰り出します。
いや、死ぬだろ(笑)。
しかし気合だけでこれをこらえるデカレンたち。
スーツの耐久度すら克服してしまいます。
もう滅茶苦茶ですが、ここから形勢逆転。
さすがに大技を二回繰り出して疲れたのでしょうか、ブリッツの力が落ちます。
それに対して元気満タンのデカレン。
目の前で信じられないものを見たテツは一転デカレンたちを見直します。
これはスワンさんの言葉を聞いていたのもあるでしょうね。

ここでブリッツにジャッジメントですが、トッキョウに指定されてたら
デリートなんかとっくに許可されてると思いますが。
当然デリート許可。
そしてデカレンとブレイクのチーム攻撃で遂にブリッツを倒します。
わだかまりも消し飛んで喜び合うテツとデカレン。
しかしそこにサキュバスが立ち上がり、残りの生命エネルギーを
ブリッツに与えて消滅します。
ブリッツは復活。
怪重機に乗って逃げ出すブリッツ。

修理完了のデカレンジャーロボとデカバイクロボが出動。
先を行くデカバイクロボに乗り込むデカレンジャーロボ。
如何にもバンダイが考えそうなことです(笑)。
怪重機との戦いだとブリッツ相手よりも楽ですね。
最後は共同攻撃で撃破。
さすがのブリッツもあの爆発に巻き込まれては終わりです。
フリーザとかだと核爆発食らっても平気で生きてたりしますが、
まあ、あちらはバカ漫画なので(笑)。

「先輩、計算を超えた戦い、楽しませてもらいましたよ」と
あっさり改心するテツ。
まあ、期待の若手イケメン俳優に悪役はさせませんよね。
しかし、リアル視聴時はテツがこんなすぐに改心するとは
思いませんでした。
結局強さのピークも初登場時でしたし、完全に出オチ感が。
グレートマジンガーではなくトランクスでしたね。
しかしメガロポリスは日本晴れって誰に教わったのでしょうか?
そんなに有名な言葉なのでしょうか?
まあ、ドギーのこと知ってたので、断片的な情報はあったのかも
しれませんね。

すっかりバンの信者になったテツは地球に居残ります。
バンも地球署では初の後輩というのもあるのか楽しそう。
まあ、エリートとたたき上げの対立はデカレンジャーには
似合いませんしね。
ということで、次回から通常運転に戻ります。

24話
シリアス系の話の次はウメコのコメディというのはほぼ定番ですね。
ということでウメコの入浴シーンから始まると見せかけてなんと
テツの入浴シーン。
あっという間にコメディキャラになったテツ。
しかし、今やこの2人リアルで夫婦なんですよね。
この配信も2人で見て笑ってるのではないでしょうか?
そういう背景も考えると余計に笑えるシーンです。

一応単独での見せ場はあるものの、だんだんと扱いが悪くなる
デカブレイク。
爆弾で脅されたとはいえあっさりアルパチに捕まってしまいます。
ネゴシエーターによる交渉戦術に切り替えるボス。
そこへ名乗りを上げるウメコ。
値切るのが得意と自慢するウメコ。
さらにウメコはネゴシエーター養成講座も受けてました。
通信教育で(笑)。
それ、吉本新喜劇とかで通信教育で空手習ったとかと同じネタじゃん(笑)。
しかしボスはウメコやってみろと交渉人に指名する。
これは意気込みを買っただけだと思いますが、ウメコだと相手も
油断するかもというのはあったかもしれませんね。

今回の事件は久々にアブレラが裏で暗躍してました。
ヘルズ兄弟の時もドロイドを提供しましたが、あれは脅されてただけですし。
交渉人がウメコでがっかりするテツ。
いきなりアルパチの触手に捕まり、イヤ、ダメ、やめての禁句を
連発するウメコ。
しかしなぜかアルパチに解放されて「あいつかわいい、気持ちいい奴」と
ビビられます。
なんとこのアリエナイザーは肯定が否定になる逆さ言葉でしか
話せない奴でした。
そんな奴いるかよ(笑)と思いますが、あくまでドラマですから。

しかしこれ以後の会話もややこしい。
お腹が減ってないというアルパチにお菓子を一杯差し出すウメコ。
イエローバスターかよというくらいにお菓子を持ち歩いてます。
まずいまずいとお菓子を食べるアルパチを見て漸く逆さ言葉に気付くウメコ。
「私を人として信じないで。息子さんは必ず返さないって、私約束しない」。
ドラえもんのUSO800ですね。
爆弾を取り返すウメコ。
「そこを押せ」と言われて起爆スイッチを押すウメコ。
軽率にもほどがあります(笑)。
時限装置が作動する爆弾。

アルパチから力づくで爆弾を奪うとバンたち。
それを必死で止めるウメコ。
人として約束したからって、元はと言えば起爆スイッチ押した
ウメコが悪いのですが。
ここで何故かテツがウメコを援護します。
もう前回までのキャラ設定が完全に崩壊してますね。
まさにナンセンスなんですが、テツもいい奴です。
ここで仙ちゃんが推理を働かせてアルパチを操ってる奴の存在を
突き止めます。

地球銀行から金塊を運び出すゴルドムとドロイドたち。
メンバーが珍しく一つ、二つと口上を言いながら敵と戦います。
ウメコがリーダーシップを発揮して戦うのもイレギュラー。
怪重機で逃げるゴルドムですが、解放されたテツがデカバイクロボに
乗って登場します。
またもやウメコの指示でデカマシンを出動させるデカレンたち。
ここでジャスミンがバカボンパパよろしく「賛成の反対の反対なのだ」。
正直どっちかわかりません(笑)。
ウメコがデリート許可を得ると止めはデカバイクロボが刺します。
まだ出たばかりですしね。
最後は一応美味しいところを持っていきました。

救助した息子とアルパチを引き合わせるデカレンたち。
相変わらず逆さ言葉がややこしい。
しかし、この時まで爆弾のことをすっかり忘れてるデカレンたち。
おいおい。
最後は再びテツのお風呂シーンで締め。
ウメコ主役は親子とか動物とかハートウォーミングなコメディが
多いですね。

そしてエンディングはウメコ&ジャスミン。
菊地さん、普通にハロプロにいそうな如何にもアイドルですね。
曲調もそれっぽいです。
木下さんもかわいい。
で次回は仙ちゃん主役のミステリー回。
そしてやはり仙ちゃん回は美少女が出てきます。
グリーンが一番モテる戦隊ってレアかも。

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